「もじにぎり」って知ってる?
文字×寿司。
文字を握って作った寿司だから「もじにぎり」。
なんだそれって感じですか?どうも生ハム帝国です。
これはアートディレクターである小林幸一さんが築地にある寿司レストランのためにデザインしたもので、全てのもじにぎりがネタの種類を表す文字で構成されているのが特徴です。
そんなもじにぎりを使ったアート作品の展示会「もじにぎり展」がZuccaの南青山店で2018年9月14日から10月14日まで開催中。Tシャツやグッズなどを会場で買うことができます。
なんですが私が住んでいるのは大阪です。
東京はさすがに遠い…めっちゃ行きたいんですけど行かないんです。
めんどくさいから。
悔しいので今回は会場で展示されている「まぐろ」のネオンサインを自作してみました!
これは売り物じゃないから行った人でも買えないんだぜ~!!どらァ!!
では早速作業にとりかかりましょう。
目次
使用したアイテム
ELワイヤー
シャリとネタの部分で色が違うのでワイヤーが最低でも2本必要です。
アクリル板
2mm厚さのものを使用しています。薄いので割れる心配もありましたが電動ドリルで穴を開けてもひび割れすることもなく終わりました。それでも心配な方はもう少し厚いアクリル板を買ってください。
グルーガン
あると便利ですが接着剤でも大丈夫です。グルーガンのメリットは一度接着したあとでも剥がすことができるのでやり直しがきくところです。
電動ドリル
Black&Deckarを使用しました。キリ等で代用できるかもしれませんがかなり時間がかかると思うのでオススメはしません。
イラストを印刷
まず「まぐろ」のアートを印刷します。
イラストレーターなどの画像編集ソフトを使って色を抜くと少し便利かも。
大きさの調整や色抜きはillustratorを使いましたが、無料ソフトのGimpやAviutlなどでも代用できます。
穴の位置をマーキング
マジックなど消えにくいものでどこからワイヤーを通すか予め決めておくと失敗しなくなります。
マーキングは穴を開ける時に消えるので穴より大きくマーキングしないように。笑
アクリル板に穴開け
電動ドリルで穴を開けます。
アクリル板の表面が滑りやすいので正確な位置に穴を開けるのが難しかったです。
穴が小さいとワイヤーが通らないので大きめに開けてみると後々楽になりました。
大丈夫だとは思いますがアクリル板が割れないように一応注意が必要ですね。
穴を開ける前にまず細いドリルで傷をつけておくとズレずに穴を開けることができるかも。
以前木製の板に穴を開けたのですが、その時と比べると今回はかなり時間がかかりました。
ELワイヤーを通す
裁縫の要領で絵を縫うようにワイヤーを通します。
穴が小さかったり荒いとワイヤーが傷付いて断線の原因になるので注意してください。
このELワイヤーは柔らかいため、針金みたいに形を維持してくれません。
曲線を穴だけで表現するのは難しいので、グルーガンを使いアクリル板に直接接着します。
余ったELワイヤーの見た目が気になるので不要部分はハサミで切り、先端部分をグルーガンで保護しました。(中身がむきだしだと危ない)
これで完成でもいいのですが、光らせたときに少し不格好なのでもう少し手を加えます。
裏側をマスキング
裏側で光っているのが気になったので本家と同じようにマスキングします。
今回はダイソーで買った黒い布ガムテープでマスキングしました。
最後に、不要な接着剤をアクリル板から剝がしたら完成です!
完成品
これで完成です!
一応点灯させてるんですけど部屋が明るいので分かりにくいですね。笑
細かい所で言うと、シャリの部分を少し修正しました。
部屋の電気を消してみました。
穴を開けるときに滑ってズレてしまったり、色々ミスはあったのですが光らせてみると案外気にならないものですね。よかった!
本家「もじにぎり」のネオンサインはガラス管を使っているのでそもそも光り方がちょっと違うのですが、割とぽいものは作れたのではないでしょうか。
本当はガラス管を使ってみたいんですけど、曲げるのにバーナーが必要なので敷居が高いんですよね…
そんなにお金もかからないし割と簡単なのでオススメです!
おまけ
電池式のままだと半日もたないのでUSBに変換するプラグを購入。

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さらにシャリとネタの電源がそれぞれ分かれていたので分岐ケーブルを使って1本にまとめました。
これを全部繋げてUSBをPCに挿して完成!
デスクのすぐ前に設置したのでかなり音が気になりますね。
常時つけるわけにはいかないのでPCを起動している間だけ点くようにしました。
追記:音の原因は別途購入していた安いUSBハブでした。USBハブを介さず直接PCに接続してみると音が気にならない程度まで小さくなりました。
仕組みは分かりませんが高価なUSBハブを使った方がいいのかも。