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この映画が酷い!『僕だけがいない街』レビュー【Amazonプライム】

アマゾンプライムビデオ

 


こんにちは、生ハム帝国(@namahamuteikoku)です。

先日Amazonプライムで何か面白い邦画はないかと探していたところ『僕だけがいない街』を発見しました。この映画は三部けいさんの同名原作を実写化したもので、原作漫画の方は様々な賞を受賞しており、同名でアニメ化もされています。

 

※この記事のレビューはネタバレを含みます。

映画『僕だけがいない街』のレビュー

私はアニメ版の方を視聴済みだったのですが、この作品は本当に面白かったので「彼女に見せたい、共有したい」という気持ちで選びました。

結論から言うと、拍子抜けしました。面白くなかったのです。

アニメ版がかなり良かったため、ハードルが高くなっていたのかもしれません。

完全な初見ではないので少し辛口なレビューになったかもしれません。

僕だけがいない街の概要

物語は大よそ「主人公悟の事故→母の死→小学生時代にタイムスリップ→犯人に川に落とされる→現代に戻る→現代で犯人と対峙」という流れ。過去にあった幼児連続殺害事件を軸に物語は進みます。

尺の問題もあるのか描写不足や整合性のとれないシーンがあり、全体的にチープな印象を受けました。その理由をこれから挙げさせていただきます。

映画『僕だけがいない街』が面白くない理由

映画版『僕だけがいない街』なぜ面白くなかったのか、その理由を説明したいと思います。

ヒロイン アイリとの関係性

物語冒頭で悟はタイムリープ能力「リバイバル」を使い下校中の小学生を救いますが、その際に悟は別の車に轢かれてしまい目が覚めるとそこは病室でした。悟の側にはバイト先の後輩アイリが。

ここで私は「この男女はかなり親密な関係なんだな」と思う訳ですが、なぜか悟はアイリに対してかなり素っ気ない対応をする訳です。悟は人付き合いが苦手なのはまだ分かります。

が、

地味で静かな悟みたいな人間にお見舞いする人間がいるのか?wと私の中でモヤモヤが少し発生しました。アイリは変人なのでしょうか。

こういう、微妙に現実ではありえないような描写が物語の印象をチープにすると思います。

でも、この後の内容に比べると大した問題ではないのでした…

圧倒的な説明不足

幼児連続殺害事件に関する描写が足りないと感じました。これはもう尺の問題なんだなとしか言いようがないのですが、大事な部分のはずなのにどう考えても説明が足りない。初見の人なら何がなんやらでしょう。

一応、過去の事件を特集した雑誌の誌面を映しているシーンがありましたが一瞬すぎ!w私じゃなきゃ見逃してたね。

こういうシーンを見て「あぁ、この映画は尺が足らなかったんだな…」と思ってしまうわけです。

ストーリーの整合性が取れていない

その後、犯人の正体に気付いた母親が殺されたり、なんやかんやで物語は進み、悟は過去で犯人の正体にたどり着きます。しかし頭脳は大人でも肉体は小学生。犯人と二人きりになった悟は成すすべなく橋の上から川に落とされてしまいます。

アニメ視聴済みの私は「ここで大人になるまで昏睡するんだな」と思ったのですが次の瞬間、現代に戻った悟は、冒頭の事故と同じように病室で目が覚めます。何がおかしいかと言うと、悟は現代になるまで昏睡状態で16年間を過ごした訳ではなくリバイバルで現代に戻ったわけです。

え???なんやこれ。

整合性とれてなくない?物語が上手く繋がっていないような気がするのは私だけでしょうか。過去で川に落とされた以上は普通何かしらのダメージを負うはず。なのに何の描写もない。リバイバルが強すぎるというか、そこまでいくともうJOJOじゃん。実は眠気まなこで映画を観ていたのでこれはもしかしたら私の勘違いかもしれません。その時はすみません。

物語のオチのしょうもなさ

クライマックス、病院の屋上で悟はついに犯人と対峙。追い詰められた犯人はナイフで自殺を図りますが、悟はそれを止めようとして揉み合いになります。その際彼の首にたまたまナイフが当たり、悟はあっけなく死にます。犯人はその場で逮捕されました。

えっ…(絶句)

何それw自殺しようとする犯人を刑事が止めて「生きて償え!」みたいなのはあるあるだけど、そんなんで死ぬなよ…ある意味ではリアリティーがある?w

結局自分だけ死んで『僕だけがいない街』というタイトルに綺麗にハメたつもりなのかもしれませんけど、他の子も死んでるから…救えてない子数人残ってるから…

『僕ほか数名がいない街』が正しいんじゃないですか?

まとめ:尺が足りないなら映画作るな

実写映画が酷いのって大方「尺」が原因だと思うんです。この映画もそう。

でもそれって作り手の言い訳でしかないというか、そんなんだったら作るなよと。なんでもかんでも引き受けて駄作量産する監督っていますけど原作汚しなので辞めてほしいですね。

せめて前後編に分けた映画にして!

このようにAmazonプライムにはどうしようもない邦画がたくさんあります。飲食店のレビューをまず低い評価のものから見る人がいるのと同じで、映画も評価の低いレビューの方が需要あるんじゃないか?べた褒めレビューよりダメ出しの方が参考になるんじゃないかと思いこの記事を作成しました。

よかったら『僕その他数名がいない街』を観てください。

ちなみに私のオススメは『セトウツミ』です。こちらもAmazonプライムビデオにあるのでよかったら観てください。

以上生ハム帝国でした。