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フリー動画編集者のゆるゆる人生攻略

【現役講師が厳選】動画編集ソフト4選

テレビ業界の編集ソフト、YouTube業界の編集ソフト、映画業界の編集ソフト

こんにちは、生ハム帝国です。

400人の生徒を受け持っている動画編集講座の講師として活動している者です。

 

  • 動画編集の仕事をしてみたいけど何を使ったらいいいのか分からない
  • 編集ソフトの違いが分からない

 

本記事では上記の疑問を解決していきたいと思います。

動画でも同様の内容を話しているので、是非。

 

 

【無料】PC向け動画編集ソフト

YouTube業界で使われている編集ソフトはこれだ!と言っている男性

動画編集ソフトは数え切れないほどありますが、クオリティを追求するとその数はあまり多くありません。

 

そんな無料ソフトの中でも特にクオリティの高いソフトを2つ厳選して紹介します。

 

Aviutl(Windows専用ソフト)

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https://aviutl.info/what/ 引用

【概要】

Windows専用のフリーソフト。

(一応Macでも工夫すれば使えますが推奨はしません。)

 

そのUIからも分かるように、かなり古くから存在しています。根強い人気により現在も愛用ユーザーがいますが、途中でAdobeに移行する人が多いのも事実。

 

肌感では、お金がない中学生などが多く愛用している印象がありますね。

 【できること】

 

  • 動画編集
  • サムネイル作成

上記が可能で、作業効率さえ気にしなければ大変素晴らしいソフトです。

極めればこんな映像を作ることもできます。もちろん相当な練度が必要。

 

個人制作にオススメ

AviUtlはお仕事ではあまり使えませんが、趣味で始める分には十分高性能なソフトです。特にお金がない学生さんにオススメで、僕も大学生の前半はこのソフトを愛用していました。

 

カスタマイズ必須

AviUtlは無料かつ昔のソフトであるため、初期状態ではほぼ使い物になりません。しかし有志のプラグイン開発によって様々な機能を追加することができます。

 

その特徴故パソコンが得意でない方には導入自体、難しいでしょう。

 

AviUtl初心者が最初に読むべきページ【導入から使い方まで】 | AviUtlの易しい使い方

 

元ユーザーの感想

ちなみに僕は最初、趣味で使っていたAviutlをそのままお仕事でも使っていました。映像編集だけではなく、画像編集もある程度できるのでサムネイル制作も同様にAviutlで行っていました。

 

しかしその後、Adobeに移行。

  • メモリ不足によりソフトが落ちる
  • Adobeに比べ作業効率が悪い
  • 指示内容がAdobe基準のため変換が大変

上記が主な理由です。

お仕事には納期があるのでこれは死活問題でした。

 

やはりお仕事として動画編集をするのであれば最初からAdobeを使うべきです。

 

著名ユーザー

ねこてん。動画内容は緩めですが、編集は意外としっかりしています。

www.youtube.com

Davinci Resolve

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https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve/cut 引用

【概要】

ブラックマジックデザインが開発・販売しているポストプロダクション用ソフトウェア。ポストプロダクションというのは放送や映像、映画などの撮影後の作業を指します。

 

制作由来通り、そもそもプロの現場で使われていたものでしたが最近YouTubeでVlogジャンルの流れがきているので注目されているソフト。

【できること】

カラーグレーディング

動画編集

Vlog系にオススメ

The YouTuberというよりは映像クリエイター向けで、動画の編集とカラーグレーディング等を行うことができます。

 

無料版でもかなり充実した機能を備えているようですね。無料のソフトとしては最強とまで言う方もいるくらい良ソフト。

 

撮影した素材をDavinci Resolveでカラーグレーディングし、Premiere proで編集する人もいるそうです。

有料版にアップデートも

実はDavinciには有料版があり、無料版では少し機能が制限されています。

 

しかし有料版の価格は買い切りで33980円(税抜き)と、かなり安価です。無料版でも十分で物足りなくなったら有料版にアップデートするといいと思います。

著名ユーザー

ドリキン。vlog×ガジェットのYouTuberです。

www.youtube.com

 

【有料】PC向け動画編集ソフト

無料ソフトに比べ使い勝手の良さ、ソフトとしての完成度が高いです。買い切り型やサブスク型(月額制)がありますが、それぞれ1つずつ紹介します。

AdobeCC(Premiere pro)

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使用画面

【概要】

Premiere proはAdobe社から発売されているソフト。動画編集ソフトといえばこれ、というくらいメジャーですね。

アマチュアからプロまで幅広くユーザーがいます。

 

Premiere pro単体でも使えますが、AdobeCCという様々なソフトが同梱されているパックのライセンスで契約するのが基本です。

 

【できること】

例えばAdobeCCにはこのようなソフトが入っています。

 

  • Premiere pro:動画編集
  • Photoshop:サムネイル作成
  • illustrator:アニメーション用イラスト
  • After effects:アニメーション作成、合成

 

上記のように用途によってソフトを使い分けます。

 

それぞれ使用難易度が高いので最初は苦労しますが、その代わり細かいところまで手が届くのでほとんどの人が最終的にAdobeに行きつきます。

 

動画編集ソフトの中では高額

ちなみにAdobeCCプランは法人で年間6万円。学生の場合は年間2万円となっています。

 

制作会社で働く場合は会社負担なのであまり値段は関係ないかもしれませんが、フリーランスにとってはちょっと痛い出費になるかもしれません(もちろん仕事道具なので経費にはできる)。

 

少しでも安くしたい方はこの記事を参考までに▼

www.namahamuteikoku.com

 

使われている業界①:YouTube

YouTuberのほとんどはAdobeCCを使って編集しています。使い方は「できること」で先述した通り。

 

動画編集などの案件の募集要項ではAdobe製ソフトを使用できることが条件になっていることが多いです。これはYouTube系に限らずです。

使われている業界②:映画

 

 映画でもワークフローの一部で使われています。

使われている業界③:バラエティ番組

バラエティ番組のテロップはPhotoshopで作られたものが使われているようです。もちろん全てがそうというわけではありません。

EDIUSやAVIDというような他社製のソフトも使われています。

著名ユーザー

瀬戸弘司。丁寧な編集と不定期投稿が特徴の人気YouTuberです。

 

見ただけではあまり区別がつかないかもしれませんが、ほとんどのYouTuberはPremiere proを使っていると言っても過言ではありません。

www.youtube.com

FinalCutPro(Mac専用ソフト)

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Mac専用ソフト。

 

  • 直観的に操作することができるので慣れるまでに時間がかからない
  • 効果音などのエフェクトが最初からソフトに入っている

 

など比較的初心者に優しいのが特徴です。

 

価格は買い切り型で安い

約3万円と、一見高価なように見えますが、買い切り型なので長い目で見るとAdobeより圧倒的に安くなりますね。

 

MacユーザーはFinal Cut Proを使っている人が多いようですが、必然的にApple製品に縛られるので使用人口は少な目。

 

趣味で動画編集をしたいMacユーザーにオススメ

 

  • 無料ソフトでは物足りない
  • でもAdobeは高い…

上記のような方にオススメなのがFinal Cut proです。勿論ユーザーはMac所有者に限りますので、Adobeに比べて少ないです。

 

Adobe縛りの案件の方が多いことを考えると、お仕事をするという点では不利になってしまいますね。(たまにFinal Cut proでも可、という募集要項も見ますが。)

 

著名ユーザー

www.youtube.com

ヒカキンさんなどの古参YouTuberの間ではFinalCutProが主流でした。(現在はPremire proに移行)

 

最近出てきたYouTuberというよりは、どちらかというと古参YouTuberが使っているイメージ。

 

ラファエルさんの編集担当者の一部はFinalCutProを使っているそうですね。

 

無料ソフトを仕事で使うのはお金の無駄

これまで記事で無料ソフトも紹介しましたが、一貫して言いたいのはお仕事として動画編集をするのであればAdobeCCを使うべきです。(Davinciは例外)

 

そして、無料ソフトを使うのは寧ろお金の無駄遣いです。

 

敢えて名前は挙げませんが、あるソフトからPrに移行しただけで編集速度が何倍も早くなりました。カット操作が格段に早くなり感動したことを今でも覚えています。

 

効率の悪い無料ソフトを使っていると、それだけで相対的に時間を失っていくことになります。

 

もし仮にあなたの1時間に1000円の価値があった場合に1本の動画を編集した場合で比較してみました。

これを何度も繰り返すと、どんどん差が生まれていきます。大抵の人はソフト使用料に目がいきがちですが、実際にはこのような事が起こっています。

 

時間価値なんて気にしないなら別ですけどね。

移行にかかる時間が無駄

「無料ソフトで編集に慣れてから有料ソフトに移行すればいい」なんて考えている方はいませんか?それ、かなり無駄ですよ。

 

身をもって体験した僕が言うのだから間違いないです。

 

無料ソフトからAdobeに移行した時、慣れるまでかなり苦しい思いをしました。ストレスで頭が痛くなりました。

 

最初からAdobeの方が良いということを分かっていれば、こんな思いをしなくても良かったですね。それぞれの編集ソフトにはクセがあって、仕様の違いに苦労します。

 

これは自ら体験しないと分からないのかもしれないですが、賢い人は反面教師にしてください。

まとめ:目的に合わせて適切なソフトを使おう

 

このように、目的を定めてソフトを選択すれば後悔しません。

 

「動画編集ソフト」と調べると聞いたこともないようなソフトが羅列されているのが不思議で仕方ありません。とは言え僕が言っていることが全てとも限らないので判断はお任せします。 

 

YouTuber、動画編集者はPremiere proを使うべき

基本的に僕はAdobeをオススメしています。というか、使うべきです。

 

  • 業界で主流なので案件が多い
  • 指示がAdobeソフト基準で飛んでくる
  • メジャーなのでネットに情報が多くある
  • 他Adobeソフトとの連携がとれる

 

上記が主な理由でして、特に業界のスタンダードである点がデカい。お仕事として動画編集をする気が少しでもあるのであれば、Adobe一択です。

 

因みにこれはYouTubeに限らずどの業界でもAdobeは必要なので注意。

おまけ:テレビ業界の編集ソフト

テレビ業界で編集ソフトを使う女性アナウンサー

ここからはおまけなので割とゆるめです。

 

テレビ業界では主に4種類のソフトが使われています。

PremierePro

テレビ番組では凝った装飾のテロップが多いと思いますが、それらのテロップはAdobeのPhotoshopで画像として作られています。

 

そのまま画像テロップをPremiereに貼り付けるのが楽なのでAdobe製ソフトでひとまとめに編集しているのだと思います。

 

FinalCutPro

多分そんなに使われてない。理由は略。

 

EDIUS

YouTubeでは馴染みのないソフトですね。使っている人が少ないみたいなので名前も聞いたことがない人が多いんじゃないでしょうか。

 

Win/Mac問わず使える動画編集ソフト。買い切りで約6万円。

 

  • 重たい動画
  • 低スペックなPC

 

ソフトの仕組み上、上記のような環境でもサクサク編集することが可能となっています。他のソフトに比べて軽いので編集速度が早いのが最大のメリットですね。スピードを重視した業界向けソフトという印象。

 

ちょっと重めなPremiere Proを使っている身としては、とても魅力的なソフトです。

AVID

これもあまり馴染みがないソフトだと思います。

現在あまりテレビ業界では使われていないみたいですが、一応水曜日のダウンタウンで使われているようですね。

 

ちょっと話がそれますが公式サイトが重いのが最大の特徴です。

 

 おまけ:映画業界の編集ソフト

映画業界で使われている編集ソフトを教えてくれる女優

ワークフローごとに使うソフトが分かれていて、色々なソフトを使い分けるのがこの業界の特徴です。

 

PremiereProとかAfterEffects

映画業界は何となく特殊なイメージがありましたがそうでもないみたいですね。

PremiereProについては前述したので省略します。

 

Aftereffectsはアニメーションを作ったり映像にエフェクトやCGをつけるためのソフトです。マスク機能も多用しています。

Davinci Resolve

ブラックマジックデザインが開発・販売しているポストプロダクション用ソフトウェア。YouTubeでも使っている人はいますが、そもそもポストプロダクションというのは放送や映像、映画などの撮影後の作業を指しています。

 

Power Director

これは映画業界に詳しい人に直接聞いてみました。

あんま知りません。

 

まとめ

なんだかんだ高くてもAdobeのソフトがオールマイティに使えるということで多業界で重宝されているということが分かりました。

 

勢いでよく分からない業界の編集ソフトについて書いたものの、クオリティが低くてすみません。