こんにちは、キーボード大好き生ハム帝国(@namahamuteikoku)です。
HHKB Lite2は私が大学1年から4年生になるまで使ってきた思い出のキーボード。
実はHHKBに出会うまで安物の無駄にでっかいキーボードを使っていたのですが、その大きさに不満を感じる日々を送っていました。
そんなときに出会ったのがHappy Hacking Keyboard Lite2です。
学生時代の私を支えたと言っても過言ではないこの相棒を今回はレビューさせていただきます!
デスクの省スペース化に成功
最初にも言った通り、私はフルサイズの巨大ゲーミングキーボードを使っていたのですが、そのせいでマウスを持った右手とキーボードに置いた左手の距離が大変なことになっていました。
これはもうどうしようもない不便さで、他に何も置けないくらいデスクが切迫されてた。勉強なんて出来たもんじゃなかった。
狭いデスクを使っている人にとってキーボードの大きさって結構シビアな問題だと思うんですよ。
特に一人暮らししてる大学生なんかは広いデスクなんて置くスペースがない場合が多いじゃないですか。
Lite2のいい所はずばりスケールの丁度良さ。
数字キーさえない40%スケールなんてのもあるように、他にHHKBより小さいキーボードはいくらでもあるんですけど、キーが少なすぎるのは、それはそれで抵抗ありませんか?
「使いこなせなかったらどうしよう。」と不安になる方も多いかと思います。
しかもそういうキーボードって結構値段が張る上、実際かなり癖もあって慣れるまでに時間がかかる。
今まで別のキーボードを使い慣れていた人なんかは特にそうですね。
でもLite2は小さいけど絶妙に丁度いい。
Lite2を導入したらデスクがかなりスッキリしました。
こんなに変わるんだ!と驚愕したのを覚えています。
久しぶりにこのゲーミングキーボードを取り出したのですが改めて見るとデカすぎますね。サーフィンできるんじゃないか?笑
キーボードを斜めにして使う必要もなくなり、他にものを置くスペースも出来ました。
何より元のキーボードの要らないキーの多さに驚いた。
Lite2の無駄のい洗練さがより引き立てられていますね。
何を置く訳でなくとも、デスクがスッキリするとなぜか心までスッキリしました。
写真は分かりやすいようにLite2の縁を加工しています。実際は光っていないので注意してください。笑
方向キーの存在
HHKB Lite2では私が要らないと思っていたテンキー部分だけを排除し、右下に小さく方向キーを残しています。
この方向キーのおかげで前のキーボードからの移行がかなりスムーズにいったような気がします。
ちょっとした操作はマウスなしで済むから右手を動かす時間が減り、疲労が軽減したような気もする。
小さいから使いにくいのかな~なんて買う前は思ってたんですけど、意外にも全然そんなことはなかったですね。テンキーってなくても良いんだと気付かされました。
巷では変態配列なんて言われているようなのですが、実際に使ってみた感想としては「変態」ってほどでもないのかなと。
英語配列版と日本語配列版がありますが私は英語配列版をオススメします。
なぜなら変換キーなどの不要なキーがないからです。
日本語と英語を切り替えるときは「Alt」と「~」キーを同時押しです。
あれ?もしかしてこのことを変態って言ってるのかな。笑
何年も使ってたからかうっかり忘れてました。笑
訂正します。HHKBはちょっと変態なキーボードです。
そんなこんなでコンパクトなキーボードを探している方だけでなく、HHKB入門用としてもおすすめのキーボードです
ちなみに私は現在HHKB pro2 type-sを使っていますが、これも最高のキーボードです。
値段
Lite2は現在のAmazonだと5000円ちょいで買えますがこれをどう感じるかですよね。
一応HHKBの中では廉価版に位置するものなんですが、一般的には高い部類に入るのでしょうか。
廉価場といっても高級キーボードメーカーの中での廉価場ですからね~
基本的に私は中古デバイスをお勧めしないスタンスなんですが、メルカリだと相場が1000円くらいなのでお試しで買うなら中古でもいいかもしれないですね。
参考になるかは分かりませんが、私のLite2は3年間使っても故障や打鍵感の変化もなく良い状態を保っています。
見た目
どこまでも普通ですね。
無駄なキーを排除した洗練さはありますが見た目はオシャレというほどでもないし、かといってダサくもない。
個人的には黒色モデルより白色モデルの方が好きです。
買う前は白色だと汚れが目立つかなと思ったんですけど結局黒色モデルではホコリが目立ってしまうんですよね。一長一短といった感じですね~。
手垢や日焼けが目立たない代わりにホコリが目立つという。
やはり見た目に関してはべた褒めするほどでもないかな。笑
無理矢理褒めるとするならば、どこまでも普通なのでどんな環境でも無難に馴染むってことくらいですかね。笑
打ち心地
”文字を打ってる感”とでもいいましょうか。メチッ、メチッという感じでキーを1つ1つに打ちごたえがあり、反発がすごいです。
他の安価なキーボードに比べると気持ちいですね。私は今仕事しているんだぞという気持ちになれます。
ただ難点もあります。ここからはあまりべた褒めしません。笑
指が疲れる
反発がすごいということは押すときに必要な力がそれだけ必要ということでもあります。
浅めに打ってもきちんと反応しますが底打ちタイピングしたい方は長時間使っていると疲れます。
今この記事をLite2で書いているのですが右手の小指が既に疲れてきてます。笑
デリートやエンターを押すのにかなり疲れてしまいますね。
そしてこのキーボードはゲーム用途にはあまり向いていません。
前述の通り指が疲れるからです。
多くのゲームは移動時に「WASD」キーを使うと思いますが数時間のプレイでも指が痛くなってくるほどです。ヘビーなゲーマーの方は腱鞘炎になるかもしれないですね。
手首が疲れる
HHKB全てのモデルに共通することですが、このキーボードにもHHKB特有の座高の高さがあります。
裏に脚がついていてキーボードの角度を1段階調整することができるようになっていますが手首の疲れはあまり変わりません。
慣れますし打ちづらいというほどではないのですがしばらく経つと手首が痛くなってきます。
なんでこんなに座高高いんだろう…
対策として私はこのように自作のパームレストを使っています。
もちろんパームレストは市販されていますし、なんならHHKB専用のパームレストというものまであります。
ちょっと高いですけどね。
パームレストの相場はAmazonだと1000円~6000円というところでしょうか。
値段は素材によって変わってくるのでピンからキリまで幅広いですが、高い木材を使っているからといって値段に比例して使い心地がよくなるというものでもないです。
なので見た目で好きなものを買って大丈夫。
木製だと湿気なんかで曲がってくることもあるみたいです。
経年変化で曲がるのが嫌な方はアクリル製のものもあるのでそちらをおすすめします。
自作って結構簡単だし楽しいので少しでも節約したい方は自作もアリですよ!笑
新品のキーボード本体と合わせると1万円近くかかってしまいますからね~。
音がカチャカチャうるさい
ゲーミングキーボードなどの青軸ほどではないにせよかなり大きめの打鍵音が鳴ります。
最近はHHKB type-sを使っていたので音の大きさにびっくりしました。笑
自分の家で使う分には問題ないですが、職場で使うには少しうるさいかもしれないですね。
ただ、一応自分で改造して静音化することもできます。
改造と言ってもグリスを塗るだけなのですが多少は打鍵音が小さくなるようです。
これぞ「Happy Hacking」というものでしょう。楽しいかどうかは個人差アリ。
ただ、数ヵ月経つとまた元のカチャカチャ音に戻ってしまうみたいなのでオススメはしません。笑
彼女の感想
「ごぼっとおくまでいくようなかんしょくがある」
「おとがすき」
なんで全部ひらがななのかは分かりませんが、このカチャカチャ音が好きな人もいるみたいですね。
失敗したくない方は購入する前にヨドバシカメラなどで試し打ちしてみるといいかも。
まとめ
廉価版の割に高い、打鍵音がうるさいなど気になる点もありますが総合的に見るとかなり良いキーボードという感想です。
学生や小さいデスクを使っている方、少し良いキーボードを使ってみたいという方におすすめのキーボード、HHKB Lite2でした。

PFU Happy Hacking Keyboard Lite2 英語配列 USBキーボード ブラック PD-KB200B/U
- 出版社/メーカー: PFU
- 発売日: 2001/08/01
- メディア: Personal Computers
- 購入: 2人 クリック: 185回
- この商品を含むブログ (28件) を見る