生ハム帝国
こんにちは、動画編集講師の生ハム帝国です。
動画編集にかかる作業時間はパソコンのスペックで大きく前後します。
これらは様々な要素によって変わりますが、まず抑えておきたいのはCPUのスペックです。
CPUはパソコンの脳みそみたいなもので、ここでしっかり良い物を使っていないと、他にお金をかけてもあまり意味がありません。
この記事では、
- 動画編集したいけどこのCPUでいいのか?
- CPUを買いたいけど、どれがいいのか分からない
という疑問を持っている方に、わかりやすく解説していきます。
目次
動画編集に必要なCPUのコア数
大まかな目安として分かりやすいPCスペックの指標がCPUのコア数です。
これはcore i5だから5つ、core i7だから7つみたいなことではありませんが、「core i○なのか」も分かりやすい指標になります。
ちなみにCPUの性能は編集時の動作の重さやエンコードにかかる時間を左右します。動画の長さ、画質の良さに比例してその差は顕著に。
お金に余裕がある人にオススメのCPU
結論から言うと、core i9がオススメです。
コア数は8個。ハイエンドCPUなので少々お値段貼りますが、「これがあればどんな動画だろうと絶対に困ることはないだろう」というCPUです。
僕が今から自作PCを組むならこのCPUを選ぶと思います。ですからお金に余裕がある方には是非core i9-9900Kをオススメします。
しかし、これは必要というよりは「あったらとてもいいよね」というものです。CPUにこんなにお金をかけられる人の方が少ないですよね。でも大丈夫。
実はcore i7でも問題ありません。ちなみに僕が動画編集に使用しているPCに積んでいるCPUはcore i7-6700Kでして、今のところこのPCで作業をしていても何ら不満はありません。
コア数は4個。9900Kと比べると倍の差があります。でも現環境では不満なし。
つまり「動画編集に必要なコア数自体そのものはそこまで高くないけど、より快適にしたいならばコア数の高いものを積む必要がある」ということです。
動画編集のお仕事をしている身としては、エンコードにかかる時間を減らせば減らすほど他の作業に時間を回せるようになるので、妥協してはいけない部分だなと思っています。
無難な選択をしたい人向けのCPU
core i7-6700Kの後継にあたる8700Kはコスパがいいのでオススメです。
コア数は6個。4K動画でもスムーズに編集することができます。6700Kでもいいんですけど、あれは結構前に発売されたものなのでこれからPCを買う方には8700Kをオススメします。
なぜなら、今後4K動画が主流になると6700Kでは少し厳しいからです。CPUに限らず、スペックは余裕をもった構成にしておいた方がいいでしょう。
必要なコア数は用途によって変わる
ちなみに動画編集の内容としましては、YouTubeにアップするような動画の編集を想定して記事を書いています。
軽~い動画編集くらいなら別にcore-i5でも問題ないんですよね。ただしAfter effectsをゴリゴリ使う人はcore-i7以上でないと少し厳しいかもしれません。
- 軽い動画編集:core i5
- YouTube用の動画編集:core i7
- 超重い動画編集:core i9
これを目安にしていただければいいかなと思います。
動画編集に必要なCPUコア数まとめ
お金が余っているならcore i9-9900K、ベターな選択がしたいならcore i7-8700Kがオススメです。
現時点の環境に対応できれば良し、という方は6700Kがオススメです。
動画編集に必要なCPUのコア数を一概にいくつと上げることはできませんが、大体これらのCPUを買っておけば困ることはないかと思います。
是非参考にしてみてください。