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生ハム帝国
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こんにちは、生ハム帝国です。
現在はYouTubeの動画編集ディレクターとして活動しています。
僕がフリーランスの動画編集者だったときには、自分から仕事を得るために営業メールを書いたりして仕事を得ていました。
ディレクターになってからは多くの人の営業文を読む立場になって、正直「これじゃ受からないよなあ~」と思う事も多いので、今回はその事を記事にしてみます。
この記事は、
- フリーランスで営業をしているのに全然仕事が取れない!
- フリーランスでどうやって営業をしたら良いのか分からない!
という人におすすめの記事となります。
生ハム帝国
この記事の内容は、YouTubeでも動画にしていますので、お時間のある方はそちらもチェックお願いします!
目次
フリーランスに営業力がなぜ必要なのか?
まず、冒頭で「男」が作った営業メールを見てみましょう!
生ハム帝国様
こんちは!いつも動画見ていてめっちゃファンです!「ピカチュウ」っていいます!(*´∀`)
僕もこれからは動画の時代だよなーと思って、この間からMovieHacksで動画編集の勉強したんですよ。
まだ2週間位しか経ってない初心者ですが、めちゃめちゃヤル気と時間は有り余ってます!
どうして僕が動画編集をやろうかと思ったかというと、実は正社員で今までは働いてたんですが、ブラック企業でめちゃくちゃ大変だったんですよね。
それでちょっと病んじゃって、結局仕事はやめることになっちゃいました。
どうしようかと悩んでいる時に、生ハム帝国さんの動画を見て、「これからは動画編集だ!」と思って勉強したって感じです。
今はまだ初心者ですが、これからどんどん頑張っていきたいと思ってます。
経験をまずは詰みたいと思っているので、今回は報酬なしでも良いから編集させてもらえませんか?
よろしくおねがいします!
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フリーランスが営業をしないと仕事を得られないのは当然のことですが、クライアント側も「営業メール」や「応募者とのやり取り」をしない事には仕事を与えることはできません。
人を雇ってお金を払うのはクライアント側なので、むしろフリーランスよりもこの行程に気合が入っている場合も多いです。
生ハム帝国
営業を掛ける際に、多くの場合はメールを打つ事から始めると思います。
採用する側の考えは人それぞれなので、「この営業メールは受かる」ということは一概には言えませんが、「この営業メールは落ちる」という部分はある程度はっきりと言えると思います。
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営業力のないフリーランスがしでかしてしまう過ち7選
ということで、ここからは僕が普段ディレクターをしていて頂いた営業文を読んでいて「これは落ちる!」と思ったものを紹介していきます。
正直言って、「これはちょっと…」という、一般常識レベルのものが多いのは事実です。
が、意外と初歩的なところをしっかりと抑えていない人も多いので、今回は指摘してみたいと思います。
「フリーランス初心者」を自称する
先程の例文にもありますしたが、「自分はまだ初心者です」という言葉を使う人は実は非常に多いです。
僕の印象ではありますが、「初心者」を自称する人は自分に自信が無いような印象を受けます。
もう少し厳しい言い方をすれば、「プロ意識がない」と思われてしまう事もあるかも知れません。
仕事を受ける事になるのであれば、それはもう初心者であっても関係ないのです。
自分に自信がない初心者に仕事を与える人はあまりいないと思います。
余計な内容が含まれているのに、重要な事が書かれていない
営業文の中に、必要のないプロフィールや生い立ちを入れて語ってしまう人も、営業力のない人の特徴です。
先程の例文でいうと、「ブラック企業に努めていて~」「病気になって~」みたいなことですね。
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もっと良くないなと思うのは、自分語りが入っているのに、その割に必要な情報が抜け落ちていたりする場合。
ポートフォリオへのリンクやこれまでの実績などですね。
「自分語り」に関しては、場合によっては仕事を得る上でプラスに働く部分が無いとは言い切れません。いろんなクライアントがいるので。
でも、必要な情報が抜け落ちているのはNGです。
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「タダでもいいのでやりたいです」と、無償での仕事を交渉する
これも初心者に多い内容になりますが、全く仕事を受けていない場合だと、「タダでもいいので働かせて下さい!」ということがあります。
これも高確率で落ちると思ってもいいと思います。
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もしも、実績が無いだけで、もう一流のスキルが身についている人(ポートフォリオなどでそれがわかる場合)であれば、初めてでも全く手がかからずに仕事ができる事もあるかも知れません。
ただ、そんな人はごく僅かで、ほとんどの場合は初心者を育てて上げる必要があります。
その分時間もかかるし、無料であってもクライアント側にとってそれがメリットになるかといえば、そうとは言えません。
「タダで雇ってくれる人」の注意点
しかし、中には「面白いから雇ってあげるよ」という人もいるかも知れません。なぜか?
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もしも業務委託契約書に「●ヶ月前に言わないと辞められません」という項目があることを見逃していたら、辞めたくても2、3ヶ月辞められずにタダ働きさせられてしまうということも考えられます。
とにかく、「労働にはそれ相応の対価が必要」と考えて、安易に「タダで」ということを言わないようにしましょう。
正直、タダで働くくらいなら安価な仕事であればいくらでもありますので、実績を作ってステップアップするほうが早いです。
営業文の言葉遣いが悪い
先程の営業メールでいう、「いつも動画見ていてめっちゃファンです!」みたいな、砕けた営業メールですね。
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顔文字や絵文字、スタンプを多用するような感じのものですね。
もちろん、ある程度仲良くなってからだったら全然問題ないのですが、初めてのビジネスメールでそれを入れるのはおかしいですよね。
本名を名乗らない
TwitterなどのSNSでアカウント名やハンドルネームで呼び合うことは多いと思いますが、仕事をする場合であれば本名を名乗るのは原則です。
例えば僕も普段は「生ハム帝国」として活動していますが、当然ながら仕事の時には「生ハム帝国(福島寛人)と申します」というように、本名を名乗ります。
もちろん、接していくうちに相手方が自分を「生ハムくん」などと読んでくれる事も多いので、その流れで会話するということは多いです。
ただし、自分から仕事で「生ハム帝国」だけを提示することは基本的にはありません。
営業メールの際も同じで、Twitterのハンドルネームだけでなく、本名を明かしたほうが信頼性が上がります。
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金銭のやり取りが発生するのに、それはちょっとありえないなと言う感じがします。
捨て垢を使ってしまう
これは主にTwitterなどのSNSで仕事を探す場合の話です。
アイコンを卵のままにしていて、プロフィールもつぶやきも殆どない、営業のためだけに作ったのがバレバレのアカウントも良くないです。
せめて、もう少しは作り込んだほうがいいと思います。
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基本的には、営業っていうのは文字だけのやり取りなので、少しでも多く情報がほしいと言うのが本音です。
なので、情報がまったくない捨て垢で営業に来られると、「普段は人に見せられないSNSの使い方してるのかな」と思ってしまいます。
もちろん、SNSの利用方法は個人の自由です。
営業をする用のアカウントを使うこと自体は問題ないのですが、DMを送るためだけに作るのではなく、ある程度内容のしっかりしたアカウントを作ったほうが良いと思います。
SNSの普段のつぶやきの印象が悪すぎる
こちらもSNS営業の場合です。
営業文もしっかりしてて、ポートフォリオもしっかりしてて、なのに普段のツイートでは人の悪口や愚痴ばかり言っているような人。
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僕だけでなく、おそらく多くのクライアントが、営業メールが来たときにはどんな人なのか確認すると思います。
なぜなら、営業メールというのは基本的にはいくらでも取り繕えるからです。
ただし、SNSというのは一日二日の運用でない限り、継続的に投稿を続ける事で成り立っているので、人となりがわかりやすい、というのがあるんです。
この点に関しては人にもよると思いますが、場合によっては実力よりも人柄を重視するという方もいるくらいです。
仕事をするとなると、対面ではなくてもメールやLINEでひっきりなしにやり取りをする必要があるからです。
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SNSで営業をするのであれば、人に見せられる運用を心がけましょう。
フリーランスが営業力を発揮できるメール文の例
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営業メールは、営業をするのに何よりも大切な手順ですので、何度でも書き直したほうが良いですね。
可能であれば、誰かに添削をしてもらうのも良いかも知れません。
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生ハム帝国(福島寛人)様
はじめまして。フリーランスの動画編集者〇〇(HN「ピカチュウ」)と申します。
今回は、動画編集募集に応募したく、DMをさせて頂きました。
私のポートフォリオはYouTubeチャンネル(https://~)をご覧頂けますと幸いです。
普段から生ハム帝国様の動画を拝見しておりますので、動画の雰囲気に合わせた編集が可能です。
フリーランスですので、即日から勤務開始も可能となります。
何卒よろしくお願いいたします。
〇〇(本名)
※動画編集を生ハム帝国が募集しているという前提のメールです。
※実績がある場合は小さなものでも記載することをおすすめします。
生ハム帝国
ポイントとしては、「自分が生ハム帝国の動画をいつも見ている」ということを自然にアピールしている事です。
なるべくコピペを多用するのではなく、営業先によって内容やフォーマットを変えるなどの工夫をしてみるのもいいでしょう。
信頼性はこう伝わる。フリーランスの動画編集者はポートフォリオを作成せよ!営業力をつけて案件を獲得していこう!
フリーランスとして仕事を得るのは、実績の無い始めのうちはなかなか難しいかも知れません。
ただ、何度も試行錯誤して取り組んでいくことで、必ず仕事を得ることはできます。
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